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ブライダルで使う花冠とヘッドドレスの違い


● 花嫁の「ヘッドドレス」のいろいろ

 

ブライダルアイテムの一つとしてのヘッドドレスとは、

クリスタルなどをあしらった金属製のティアラやクラウンのほか、

リボンやレース、パール、花、羽などの装飾素材を組み合わせた、

頭部や髪を飾るためのアクセサリー全般を指します。

使いやすいカチューシャをはじめ、顔やシニヨンの横にコームで

留めるタイプのヘッドピース

やコサージュ、正装感のあるボンネ、チュール付きのウェディング

ハットなど、新しいスタイルも次々に生み出されています。

ヘッドドレスは、アップヘアに似合うようにデザインされていることが

多いものです。
たとえば、ティアラはタイトなヘアスタイルと組み合わせると格調高い

雰囲気にまとまります。
但し最近では、ルーズなシルエットでボリュームのあるアップヘアに、

大ぶりのヘッドドレスを合わせるスタイルも人気です。

 

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● ナチュラルな華やぎを与える「花冠」の魅力

 

花嫁の顔まわりを飾るアイテムとして独特なのが、
花のモチーフをリング状にまとめた花冠です。
ティアラなど格調の高いヘッドドレスに比べてナチュラル感が強くなるため、
ややカジュアルダウンした印象になるのが特徴です。
ドレスに合わせた白い花もきれいですが、
最近はあえて鮮やかな色の花冠をチョイスして華やかに装う例も増えています。
ベストなコーディネイトとして知られるのが、アンティーク調のヴィンテージドレスに、
色調を揃えてクラシカルな色味の花々の花冠を合わせるスタイルです。
また花冠には、ゆるくカールしたダウンヘアやショートボブなど、
リラックスした雰囲気のナチュラルなシルエットがぴったり合います。

 

 

● 難度A級?花冠の上手な着けこなし方

 

実は花冠は、とても似合う人と、全く似合わない人に分かれるという
難度の高いアイテムでもあります。
花そのものがあまりに大きくて存在感があると、
よほど目鼻立ちのはっきりした顔立ちでない限り、
顔やドレスがお花に負けてしまったり、頭が異様に大きく見えるといった悲劇を招くからです。
従って、純和風でクールな顔立ちの人が、
頭のてっぺんに大きな花冠を無造作に載せるのは絶対にタブー。
きっちりタイトなまとめ髪に「水兵かぶり」や「あみだ風」の花冠も、とても野暮ったくなります。

 

 

 

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花冠の上手な選び方としては、全体に小ぶりでサイズの違う数種の花を使い、等間隔ではなくランダムなリズムでつながる形にこだわることです。
こうすると全身とのバランスが取りやすく、スマートに着けこなせます。
また、アクセント的にグリーンの葉を入れると、印象がぐっと大人っぽくひきしまります。
一人ひとりにぴったりな花冠は、オーダーメイドがベストです。
ていねいな手作業による花のヘッドドレスや花冠は、晴れの日の花嫁をより美しく引き立てます。

 

 

 

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